かけら
2006年 03月 21日
あの場所に私は私を置いてきてしまった。
気が狂うほど、人を好きになったことがある。
狂ってると、客観的な自分が遠くから見つめてるのに、止まらなくて、泣き叫んで恋人を責めていた。
好きでどうしようもなかった。
ただその「好き」は執着という別の名前ももっていた。
縛られたかったら縛った。
ただそれだけのこと。
半身の身で生きている。
あの後はすべて、夢なんじゃないかって思う。
何かの拍子に目を閉じれば、10年前のあの一瞬に戻るんじゃないかって、そんな気がする。
あそこで私はまだ生きている。
閉じ込められて。
誰に?
自分の想いに。
あの人の涙に。
落ちておちて落ちて、
もうかけらしか残っていないかも。
そんな気も、するんだ。
戻りたいと思うけど、それは絶対叶わない。
誰のためにも。
戻ることは出来ない。
誰のためにも。
自分のためにも。
戻れないし、戻らない。
気が狂うほど、人を好きになったことがある。
狂ってると、客観的な自分が遠くから見つめてるのに、止まらなくて、泣き叫んで恋人を責めていた。
好きでどうしようもなかった。
ただその「好き」は執着という別の名前ももっていた。
縛られたかったら縛った。
ただそれだけのこと。
半身の身で生きている。
あの後はすべて、夢なんじゃないかって思う。
何かの拍子に目を閉じれば、10年前のあの一瞬に戻るんじゃないかって、そんな気がする。
あそこで私はまだ生きている。
閉じ込められて。
誰に?
自分の想いに。
あの人の涙に。
落ちておちて落ちて、
もうかけらしか残っていないかも。
そんな気も、するんだ。
戻りたいと思うけど、それは絶対叶わない。
誰のためにも。
戻ることは出来ない。
誰のためにも。
自分のためにも。
戻れないし、戻らない。
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by arumi-okano
| 2006-03-21 00:10